「スプリット・スプレッド」注文を含めるユニークなアルゴリズムや価格、素早く簡単に注文を発注することのできるサイズツールを見つけてください。スプリット・スプレッドとは、スプレッドの内側、つまりビッドとアスクの間に置かれる注文すべてを指します。スプリット・スプレッド注文は約定すると大幅な価格向上につながり、また流動性を加えることが多いため、取引所からリベートを受け取れる可能性があります。
デスクトップの注文入力パネル、またはモバイルの注文入力ホイールを利用して、素早く簡単にスプリット・スプレッド注文を発注することができます。
適応アルゴリズムや価格ライン、相対価格ボタンや価格ワンドを含める弊社の革新的な注文入力ツールが、価格と注文サイズとの連絡を速やかにし、スプレッド内の発注スピードと正確性に新たなスタンダードを設けます。
適応ボタンをクリックして、適応アルゴリズム注文を作成します。適応注文はビッド/アスクスプレッドの間に価格がつけられ、スプレッド内で有効であり続けるように市場と連動して自動的に移動します。
弊社の注文入力価格ツールを利用して指値注文を正確かつ素早く設定し、適応アルゴリズム成行注文を指値注文に変えることができます。適応指値注文はビッド価格(買いの場合)かアスク価格(売りの場合)の近くで約定を待ちます。約定しない場合には、よりアグレッシブな価格で再発注されます。この注文は約定するかキャンセルされる、または指値価格の上限/下限に達するまで、スプレッド内で「待って移動」するパターンを続けます。
価格ラインはワンクリックでビッド/アスクスプレッドの仲値に指値価格を設定します。
価格ラインの横にあるアップ/ダウンボタンをクリックすると相対価格ボタンが表示され、これを利用することにより、注文発注時のビッドまたはアスク価格に相対する注文価格を設定することができます。「スプレッドの%」または「+/- ティック」モードを選択すると、新しく選択しなおすまでこれが主要な価格ラインになります。
相対価格の上にマウスをかざすとツールが計算された価格を表示し、クリックしてこれを利用することができます。
ビッド/アスクスプレッドの割合を選択してシステムに注文価格を計算させ、スプレッドの一部を把握します。利用可能な割合はツールの起動時に計算されます。
注文を作成する時点でビッドまたはアスク価格に足す、またはこれから差し引くティック値を選択してください。
価格欄をクリックし、価格ワンドを利用して価格を選択します。ワンドは絶対価格と相対価格の2つの要素から成り立っています。価格ワンドはリアルタイム・マーケットデータのある銘柄用にプラットフォームから利用でき、どこからでも注文入力できます。
ワンド内の刻み幅は色分けされ、視覚的に分かりやすくなっています。ビッド価格およびそれ以下の値は青で表示され、アスク価格およびそれ以上の値は赤で表示されます。色分けをやめる場合には、グローバル設定の注文>設定ページより、「ビッド/アスクに基づく価格ワンド内の色分け入力」機能を外します。
価格ワンドの左側にあるコラムから価格を選択して指値価格を設定します。
価格ワンドの右側には相対価格が表示されます。価格の下に表示される切り替えボタンをクリックして、「スプレッドの%」と「+/-ティック」を切り替えることができます。相対価格をクリックすると、システムが絶対注文価格を計算します。
相対価格ボタンおよび価格ワンド内で「スプレッドの%」および「+/-ティック」の値として表示される刻み幅は、ツールを開いた時点でのスプレッド幅に基いて決定されます。ツール開始時は相対価格ツールを選択した時、または注文入力パネルがすでに相対価格モードになっている場合には銘柄をロードした時点を指します。
相対価格を選択すると、システムがツール起動時のスプレッドに基づく一度限りの注文価格と、注文作成時のビッドまたはアスク価格を作成します。
相対価格の刻み幅および相対注文価格の決定に関する詳細は、下記の「相対価格を理解する」を ご覧ください。
注文ホイールは注文価格とサイズの素早いやり取りを可能にします。モバイルデバイスからの「スプリット・スプレッド」や指値注文のスピードと正確性の新しいスタンダードです。注文ホイールはほとんどの商品にご利用可能です。
注文ホイールは銘柄のコントラクト詳細ページから「ホイール」をタップするか、注文チケットのナビゲーションメニューから開いてください。注文ホイールは中央に注文のサマリー、左側に価格サマリー、右側にサイズホイールを表示します。
注文入力時にはいつでも適応ボタンをタップして、適応アルゴリズム指値注文を作成することができます。売り/買いどちらの注文でも、価格上限/下限となる指値価格の設定には価格ホイールをご利用ください。注文数量の指定にはサイズ・ホイールを利用してください。買いの適応指値注文はビッド価格の近くで約定を待ちます。約定しない場合には、よりアグレッシブな価格で再発注されます。この注文は約定するかキャンセルされる、または指値価格の上限/下限に達するまで、「待って移動」するパターンを続けます。
価格ホイールは画面の左側にあり、外側には絶対価格ホイール、内側には相対価格ホイールと二つに分かれています。
「スプレッドの%」および「+/-ティック」の値として表示される刻み幅は、ツールを開いた時点でのスプレッド幅に基いて決定されます。
相対価格を選択すると、システムがツール起動時のスプレッドに基づく一度限りの注文価格と、注文作成時のビッドまたはアスク価格を作成します。絶対価格は注文サマリー価格の欄に、また相対価格はその下に表示されます。絶対価格が変動することはありませんが、相対価格は常に絶対価格と現在のビッドまたはアスク価格の関係を反映するため移動します。
相対価格の刻み幅および相対注文価格の決定、ならびに相対価格がどのように移動するかに関する詳細は、下記の「相対価格を理解する」 ご覧ください。
注文サマリー内にサイズ欄を表示するには、サイズホイールとポジションボタンを含める入力ツールを利用します。注文サイズは必要に応じてサイズ欄内で直接変更することができます。
サイズホイールは画面右側に位置し、ふたつの項目に分かれています。絶対サイズのホイールは内側、相対サイズのホイールは外側です。サイズホイールはユーザーがデスクトップ・プラットフォーム内に設定する注文の事前設定を利用して、ユーザーの希望に近いサイズに集中させます。例えば株式注文の事前設定サイズが500の場合には、サイズホイールが500に集中されます。
ポジションボタンは注文サマリー内にあり、選択されている銘柄のポジションを保有している場合のみに表示されます。
価格とサイズの値が入力されたら買いか売りをタップします。注文プレビュー画面を再確認して左にスワイプし、必要証拠金への影響を確認してください。また注文の事前設定で指定した付加注文条件がある場合には、注文プレビューに表示されます。例えば株式の事前設定にデフォルトとしてストップ注文の付加が設定されている場合、注文ホイール内で直接に付加注文をすることができなくても、注文プレビューに値が表示されます。
画面下のアクションサマリーをタップして(TSLA NASDAQ.NMSを300購入、など)注文を発注してください。
銘柄に発注中の注文の確認には、注文ホイールの右上端にある「オープン注文」をタップしてください。
相対価格ツールは、ビッドまたはアスク価格に相対する値を提供することによって指値価格を設定する今までにない方法です。ここから相対価格を利用して、これに対応する注文の絶対価格が特定されます。相対価格から派生する注文の絶対価格は、注文作成時のビッドまたはアスク価格を利用して一回計算されます。価格が変動する場合には更新されません。
相対価格は銘柄の現在のスプレッドで決定され、刻み幅の一連内に表示されます。
相対価格設定モデルには、価格刻み幅のはしごおよび相対価格の2つの構成要素があります。
価格の刻み幅は、相対価格ツール起動時のビッド/アスクのスプレッドに基いて計算されます。刻み幅はこのため銘柄によって異なり、銘柄が同じでも時期が異なりスプレッドの幅が変動した場合にも異なります。刻み幅の更新には、相対アイコンをタップしてツールを再起動してください。
刻み幅のはしごはティックの刻み幅、または「スプレッドの%」として表示されます。表示の切り替えには相対価格の下に表示される、「%」およびコインのアイコンを利用してください。
「+/-ティック」のはしごの場合には、十分な価格幅が利用可能なであるよう、通常すべてのティックが表示されます。スプレッドの広い商品や場合によっては、効率を保証するため、銘柄のボラティリティに基いてティックが表示されないことがあります。
相対価格刻み幅スプレッドの%は、銘柄の最小ティックサイズおよびツール起動時のビッド/アスクのスプレッド幅を利用して計算されます。
相対価格刻み幅(%で) = 最小ティックサイズ /スプレッド x 100%
スプレッド刻み幅の割合が計算の結果10%以下となった場合には10%が使用されます。
ビッド/アスクスプレッドに基いて「スプレッドの%」価格のはしごが作成される例を幾つか見てみます。
例では最小ティックサイズはすべて1ペニーになっています。
これは言葉を変えると、ビッド/アスクのスプレッド幅が1ティックに場合には、1ティックがスプレッドの100%であることを意味します。スプレッド幅が5ティックの場合には、各ティックはスプレッドの20%になります。スプレッド幅が広いほど、ビッドとアスク価格間の価格刻み幅が増えます。スプレッド幅が広い場合の絶対価格の刻み幅は、相対価格に刻み幅とは異なります(スプレッドの比率が10%以下の場合には四捨五入するため)。
相対価格が選択されると、現在のビッド/アスクおよびツール起動時のビッド/アスクのスプレッドを利用して絶対注文価格が計算されます。これは価格の刻み幅に利用されたスプレッド幅と、価格が適用された時点でのスプレッド幅が異なる可能性のあることを意味します。
相対価格から絶対価格を割り出す計算方法は以下のようになります:
価格 +/- (上乗せされたスプレッド (割合として) x 相対刻み幅 (割合として))
下の例では、スプレッドの%ホイール起動時のスプレッドが3ティックであったため、刻み幅が33%になりました。
「アスク -33%」を選択してアスク価格が171.92の場合、絶対価格は以下のようになります:
171.92 – (.03 x .33) = 171.91
対応する絶対価格が絶対価格ホイールにハイライトされ、価格欄に追加されることをご確認ください。
モバイル用注文ホイール内で価格とサイズの値が選択されると、各選択に対する絶対値が価格とサイズの欄に追加され、これに対応する相対値が絶対値の下に表示されます。相対価格の値は、ビッドまたはアスクの変動に対する絶対注文価格の現在の関係を反映して変動します。
上の例に戻ると、171.91の絶対価格はアスク価格が171.92だったときの「アスク-33%」相対価格を利用して計算されています。上記の様にアスク価格が171.95変動する場合、注文価格は171.91のままです。注文価格の下の相対価格に表示されるように、ビッド/アスクとの関係が変わりました。ここでは171.91の価格が新しいビッド/アスク仲値の下になるためビッド価格に相対すると考えられ、具体的には「ビッド+67%」になります。