現物株(日本株)の差金決済取引は法令で禁止されています。
ある銘柄を買付した後、同日中(同受渡日)にその銘柄を売却されること、または保有している銘柄を売却後、同日(同受渡日)にその同銘柄を再度買付することは可能ですが、
同日(同受渡日)の同一銘柄の同一資金による「買付→売却→買付」又は「売却→買付→売却」は、「差金決済取引」として受け付けられない場合があります。(同日(同受渡日)の同銘柄の預り分と日計り分の売却についても同様に差金決済取引に該当する場合があります)。なお、国内株式は同日中(同受渡日)の売買であっても、他銘柄への乗換売買「A買付→A売却→B買付→B売却→C買付→C売却」を行うことは可能です。差金決済取引として、発注が出来ない場合の例は以下の通りです。
保有株式:なし
口座内の資金:100万円
約定日 | 取引内容 | 受渡日 | 銘柄 | 単価(円) | 株数(株) | 受渡金額(円) | 取引可能余力(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3/1 | BUY(買い) | 3/4 | A株 | 1,000 | 1,000 | 100万円 | 100万円 |
3/1 | SELL(売り) | 3/4 | A株 | 1,000 | 1,000 | 100万円 | |
3/1 | BUY(買い) | 3/4 | A株 | 1,000 | 1,000 | 100万円 | 100万円 |
口座内の資金100万円は銘柄Aの買付代金に充当されます。銘柄Aは日計り取引のため、その売却代金は同日に同一銘柄の買付代金には充当できません。但し口座内の資金がもとから200万円以上あれば可能です。
保有株式:銘柄A株、1,000株
口座内の資金:なし
約定日 | 取引内容 | 受渡日 | 銘柄 | 単価(円) | 株数(株) | 受渡金額(円) | 取引可能余力(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3/1 | SELL(売り) | 3/4 | A株 | 1,000 | 1,000 | 100万円 | 100万円 |
3/1 | BUY(買い) | 3/4 | A株 | 1,000 | 1,000 | 100万円 | |
3/1 | SELL(売り) | 3/4 | A株 | 1,000 | 1,000 | 100万円 | 100万円 |
もとから口座内の資金が(100万円)以上又はA株が1,000株以上あれば差金決済となりません。
保有株式:なし
口座内の資金:100万円
約定日 | 取引内容 | 受渡日 | 銘柄 | 単価(円) | 株数(株) | 受渡金額(円) | 取引可能余力(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3/1 | BUY(買い) | 3/4 | A株 | 1,000 | 1,000 | 100万円 | |
3/1 | SELL(売り) | 3/4 | A株 | 1,000 | 1,000 | 100万円 | 100万円 |
3/1 | BUY(買い) | 3/4 | A株 | 1,000 | 1,000 | 100万円 |
同受渡日中(同日)の売買であっても、他銘柄への乗換売買「A買付→A売却→B買付→B売却→C買付→C売却・・・」を行うことは可能です。
原資産株の在庫状況により空売り注文をお受けできない場合があります。原資産株式が空売り価格制限の対象であるかどうかに関係なく、市場のアップティックルールが適用され、空売り注文の実行に時間がかかる場合があります。東京証券取引所による空売り制限の適用除外ルール「個人による信用空売り(売買単位数50単位まで)」は弊社CFDでは適用されません。また、TWS等で表示される貸株料レートは、現時点における参考値を示しております。そのため、市場動向や借株需要によっては、実際に決済日(T+2)より発生する貸株料と大きく異なる場合がございますのでご注意ください。
寄指(LMT+OPG)、引指(LOC)注文をご利用ください。LMT(指値)注文、MKT(成行)注文は、ご利用いただけませんので、ご注意ください。ただし、寄指(LMT+OPG)、引指(LOC)注文の指値価格は、売りの場合は寄値予想価格より低い指値を、買いの場合は高い指値を入れる必要があります。なお、寄値、引値の約定は保障されているものではありませんので、予めご了承ください。
当社で商品毎にご利用頂ける代表的な注文方法は以下の通りです。
取扱商品一覧 | 基本注文タイプ | 有効期限 |
---|---|---|
国内上場デリバティブ商品 | MKT, LMT, STP, STPLMT, MOC, LOC | DAY, GTC, IOC, GTD, DTC |
日本株・日本株CFDD | MKT, LMT, STP, STPLMT, MOC, LOC | DAY, GTC, OPG, GTD, DTC |
SGX, GLOBEX 円建て先物・先物オプション |
MKT, LMT, STP, STPLMT | DAY, GTC, IOC, GTD, DTC |
成行注文。成行注文は約定の可能性やスピードを上げることもありますが、指値注文と異なり価格を保証することができず、よって現在表示されている売買価格より遥かに低い価格や高い価格で約定する可能性があります。
指値注文。指値注文では指定した価格より悪い条件では注文が約定しないようにできますが、約定を保証するものではありません。
逆指値注文(マーケットが指定した逆指値価格に到達した際に成行注文が発注されます)。ストップ注文は特定の約定価格を保証するものではなく、ストップ価格(逆指値価格)から大幅に乖離した価格で約定する可能性があります。ストップ注文の売り注文は、常に現在の市場価格より下に発注され、通常、株式のロングポジションの損失を限定したり、利益を確保したりするために使用されます。買い注文は、常に現在の市場価格より上に発注されます。これは通常、ロスの制限または空売りの利益を保護する目的で利用されます。
ストップリミット注文(マーケットが指定した逆指値価格に到達した際に指値注文が発注されます)。注文には、ストップ価格(逆指値)とリミット(指値)の2つの基本要素があります。ストップトリガー価格(逆指値価格)で取引が発生した場合、ストップ価格(逆指値)に抵触または超過した場合、注文がリミット(指値)注文として有効な状態となります。ストップ価格(逆指値注文)は、成行注文が出されるため必ず約定に至りますが、ストップ・リミット注文では、ストップ・トリガー価格(逆指値注文)に到達しても注文が成立しないというリスクがあります。完全に機会を失う可能性もあります。
国内上場デリバティブ商品の場合、プレ・クロージング開始後に成行注文を発注し、クロージングオークションに参加させる注文。日本株、日本株CFDの場合、引成注文となります。
国内上場デリバティブ商品の場合、プレ・クロージング開始後に指値注文を発注し、クロージングオークションに参加させる注文。日本株、日本株CFDの場合、引指注文となります。
各商品の当日取引時間帯のみ有効とする注文。キャンセルされた注文は、取引スクリーン上から削除されます。
注文をキャンセルするまで有効とする注文。多数の金融商品の注文に利用することができ、市場取引価格より低い買値、または現在の水準より高い売値を入力できるため、日々このプロセスを繰り返すことなく、数日、数週間、または数ヶ月先まで注文を発注することができます。GTC注文は、希望する価格で新規建てまたは決済注文を事前に設定することができます。
即座に一部あるいは全部を約定させ、成立しなかった注文数量はキャンセルさせます。
グッド・ティル・デイト/タイム(GTD)注文の有効期限は、注文が有効となる期間と期限を設定することができます。この設定を利用するには、注文の有効期限をGTDと設定し、注文設定の箇所より有効期限の特定の日付および時間の入力が必要となります。有効期限日のみを入力した場合、約定しなかった注文は、指定日の市場終了時間にキャンセルされますのでご注意ください。
キャンセルされた有効期限「DAY」の注文をスクリーン上に残し、再発注できるようにします。
有効期限「MKT」、「LMT」の注文に追加することで、寄成注文(注文タイプMKT+有効期限OPG)、寄指注文(注文タイプLMT+有効期限OPG)にします。
オープニング・オークション
8:45
レギュラー・セッション(ザラバ)
8:45–15:10
クロージング・オークション
15:15
オープニング・オークション
16:30
レギュラー・セッション(ザラバ)
4:30–5:55
クロージング・オークション
6:00
寄値で約定を希望する場合:各プレ・オープニング中にMKT(成行)または、LMT(指値)で注文を出します。ただし、LMT(指値)の場合、売りの場合は寄値予想価格より低い指値を、買いの場合は高い指値を入れる必要があります。(市場が定める制限値幅内に限ります)。
引値で約定を希望する場合:MOC(引成)、LOC(引指)または、LMT(指値)で注文を出します。MOC(引成)、LOC(引指)の場合、当社システムがクロージング・オークションが始まった際に、MKT(成行)、指値(LMT)を出す注文方法です。MOC(引成)、LOC(引指)の有効期限は、各セッション毎となります。日中取引中に出された条件指定なしのMOC(引成)、LOC(引指)は、ナイト・セッションに持ち越されることはありません。LMT(指値)の場合は、クロージング・オークションが始まった際に、売りの場合は予想引値より低い指値を、買いの場合高い指値を入れる必要があります。(市場が定める制限値幅内に限ります)。なお、クロージング・オークション中に発注されるMKT(成行)注文は、当該クロージング・オークションに参加することは出来ませんので、ご留意ください。
寄値、引値の約定は保障されているものではありませんのでご注意ください。詳細は、 取引所のウェブページをご確認ください。
オープニング・オークション
8:45
レギュラー・セッション(ザラバ)
8:45–11:00
クロージング・オークション
11:02
オープニング・オークション
12:30
レギュラー・セッション(ザラバ)
12:30–15:00
クロージング・オークション
15:02
オープニング・オークション
15:30
レギュラー・セッション(ザラバ)
15:30–5:55
クロージング・オークション
6:00
寄値で約定を希望する場合:各オープニング・オークション中にMKT(成行)または、LMT(指値)で注文を出します。ただし、LMT(指値)の場合、売りの場合は寄値予想価格より低い指値を、買いの場合は高い指値を入れる必要があります。(市場が定める制限値幅内に限ります)。なお、クロージング・オークション中に発注されるMKT(成行)注文は、当該クロージング・オークションに参加することは出来ませんので、ご留意ください。
引値で約定を希望する場合:MOC(引成)、LOC(引指)または、LMT(指値)で注文を出します。MOC(引成)、LOC(引指)の場合、弊社システムがクロージング・オークションが始まった際に、MKT(成行)、指値(LMT)を出す注文方法です。MOC(引成)、LOC(引指)の有効期限は、各セッション毎となります。日中取引中に出された条件指定なしのMOC(引成)、LOC(引指)は、ナイト・セッションに持ち越されることはありません。LMT(指値)の場合は、クロージング・オークションが始まった際に、売りの場合は予想引値より低い指値を、買いの場合高い指値を入れる必要があります。(市場が定める制限値幅内に限ります)。なお、クロージング・オークション中に発注されるMKT(成行)注文は、当該クロージング・オークションに参加することは出来ませんので、ご留意ください。
寄値、引値の約定は保障されているものではありませんのでご注意ください。詳細は、 取引所のウェブページをご確認ください。
オープニング・オークション
9:00
レギュラー・セッション(ザラバ)
9:00–11:30
クロージング・オークション
11:30
オープニング・オークション
12:30
レギュラー・セッション(ザラバ)
12:30–15:00
クロージング・オークション
15:00
前場または後場の寄値で約定を希望する場合: オープニング・オークション中に、MKT(成行)で有効期限OPGを設定し、注文を出します。こちらの注文は東京証券取引所でのみサポートされている注文となりますが、SMART(スマートオーダールーティング)で発注をされた場合には自動的に東京証券取引所に回送されます。また、前場で寄値がつかない場合は、後場に持ち越され、更に後場でも寄値がつかない場合は、そのままクロージングオークションまで持ち越されます。
引値で約定を希望する場合:MOC(引成)、またはLOC(引指)で注文を出します。こちらの注文は東京証券取引所でのみサポートされている注文となりますが、SMART(スマートオーダールーティング)で発注をされた場合には自動的に東京証券取引所に回送されます。取引時間が前場と後場に分かれているため前場に出したMOC(引成)、LOC(引指)注文は、前場で約定、または失効します。後場の引値で約定を希望する場合は、後場注文受付開始(12:05分)後にMOC(引成)、LOC(引指)を出す必要があります。
寄値、引値の約定は保障されているものではありませんのでご注意ください。詳細は、 取引所のウェブページをご確認ください。
当社では、ジャパンネクストのナイト・セッションにて取引することができます(16時30分~6時00分)。TWSからのみ発注可能となり、クライアントポータル及びIBKRモバイルアプリからは発注はできません。
発注方法については、発注先市場をジャパンネクストダイレクト(直接)と指定をした上で、有効期限において「通常取引時間での約定を許可する(Allow this order to be filled out side of RTH)」の項目にチェックを入れた状態で発注をする必要があります。
当社口座にて国内商品に加えて円建て海外先物、先物オプションの取引が可能です。取引に際しては、まず取引権限の取得が必要となります。口座内で資金移動をする必要はございません。取引可能な商品は、こちらをご確認ください。
クライアントポータルにログインして、メニュー>取引>口座設定>取引経験および取引許可>設定(レンチマーク)>先物/先物オプションの項目にあるシンガポールにチェックを入れ取引許可の申請を行ってください。
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各取引所(SGXおよびGlobex)のウェブサイトよりご確認ください。
海外先物、先物オプションともに総合課税の雑所得となります。国内商品との損益通算はできません。また、総合課税のため、損失について3年間の繰越控除を適用することができません。