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証拠金に関するエデュケーション・センター

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証拠金に関するイントロダクション

証拠金による取引とはリスク管理を意味します。レバレッジの増加により市場での購買力、また将来的な収益増加の可能性が上がります。

現金による頭金$50,000に、さらに$50,000のローンを足して$100,000の物件を買い、これを1年後に$500,000で売却することを想像してみてください。投機で不動産市場に参入することにより、投資のリターンも大幅に増加します。収益の増加はまた、投資が上手くいかなかった場合の損失リスクの増加も意味します。

このページでは証拠金の定義から始まり、証拠金の計算方法、および証拠金で取引が可能なインタラクティブ・ブローカーズの口座タイプをご説明します。


証拠金とは

証拠金での購入は、株式の購入にあたって現金を借り入れることです。

証拠金モデルおよび取引口座

お客様が開設されるIB口座のタイプおよび、お取引可能となる金融商品タイプは証拠金モデルによって決定されます。証拠金による取引には2つの主要な手段があります: ルールベースとリスクベースの証拠金です

ルールベースの証拠金システムでは、規定の公式によって個人の証拠金義務が計算され、証拠金取引が可能な各金融商品に適用されます。この方法は有価証券の取引や、定期的にお取引されるトレーダーのお客様によく使われるタイプです。

リスクベースの証拠金システムでは、個人の取引ポートフォリオに基づいて証拠金計算が行われます。口座内のポートフォリオがお互いに対して検討され、それぞれのリスクプロフィールに基づいて査定された上で、個人の必要証拠金が計算されます。この方法は通常コモディティ取引や、経験のあるトレーダーのお客様に適しています。


証拠金比率計算基準表

証拠金比率はルール、あるいはリスクを基準にして計算されます。

証拠金比率計算基準 利用可能商品
ルールベースの証拠金システム:予め決められた固定の計算が、各ポジションもしくはポジショングループ(ストラテジーなど)へ適用されます。 マージン口座:米国株式、指数オプション、個別株先物、投資信託。
すべての口座:Forex、債券、カナダ、ヨーロッパおよびアジア株式、またカナダ株式オプションと指数オプション。
リスクベースの証拠金システム:取引所はポートフォリオもしくはサブポートフォリオですべてのポジションにかかる最大のリスクを考慮します(例、先物とその先物を扱うオプション)。 ポートフォリオマージン口座:米国株式、指数オプション、個別株先物、投資信託。
すべての口座:口座内のすべての先物と先物オプション。口座内のUSとカナダ以外の株式オプションおよび指数オプション。

各原資産の必要証拠金比率は各商品取り扱い取引所のウェブサイトでご覧いただけます。主要は先物コントラクトに必要な条件のサマリーおよび取引所へのリンクは先物&先物オプションページをご覧ください。


有価証券証拠金 vs. コモディティ取引証拠金

証拠金は市場区分によって、有価証券証拠金とコモディティ取引証拠金のふたつのタイプに分かれます。有価証券の証拠金取引は、口座内の現金に比例してローンを増やすことで購買力を伸ばすレバレッジのある取引となります。例えば$5000を所有するところに、もう$5000を借入る場合、2:1のレバレッジとなり、購買力は$10,000に増えます。

これに対し、コモディティ取引の証拠金の定義は全く異なり、コモディティの証拠金取引では現金を担保として利用します。これは変動するコントラクト価格のボラティリティをまかなう預入として考えます。

特徴 算出方法
有価証券の証拠金 有価証券購入のための現金の借入。

証拠金ローン + 証拠金預入 = 有価証券の市場価格

証拠金預入>=必要証拠金

コモディティ取引証拠金 コモディティコントラクトのための取引口座への現金の預入。

担保=先物取引を行う際に必要な資金額

担保>=必要証拠金

各原資産の必要証拠金比率は各商品取り扱い取引所のウェブサイトでご覧いただけます。主要は先物コントラクトに必要な条件のサマリーおよび取引所へのリンクは先物&先物オプションページをご覧ください。


委託証拠金と維持証拠金

借入時期および方法、預入のタイプ、および口座に必要となる資産額は証拠金比率によって決定されます。この条件が達成されない場合、これに達成するよう資産の強制決済が行われます。

有価証券のための委託証拠金

投資の再に口座に預け入れる必要のある、有価証券の購入額の割合です。

弊社では、最低$2000、または購入額の100%(いずれか小さい方)の預入が必要となります。

有価証券のための維持証拠金

投資の際に口座に維持している必要のある、有価証券ポジション内の必要最低資産です。

Buying on margin defined illustration

有価証券の証拠金計算方法

有価証券取引に掛かる証拠金の計算は、マージン口座とポートフォリオ・マージン口座で異なります。Reg Tマージン口座の有価証券に掛かる証拠金は以下に解説されています。また、ポートフォリオ・マージン口座については上のポートフォリオ・マージンタブよりご確認下さい。


マージン口座における有価証券の証拠金計算方法は以下のように適用されます:
  1. 取引時
  2. 取引日終日のリアルタイム
  3. 取引終了時
  4. オーバーナイト

IBの証拠金システムでは、取引終了時(午後3:50)にSpecial Memorandum account(SMA)計算の一部としてRegTの委託証拠金必要額を適用します。取引時と終日取引時間内はリアルタイムで、弊社独自の証拠金額を以下のように適用します。


強制決済の計算方法は以下の通りです。
  1. どのようにロスカット開始前の直近価格を算定しますか?
  2. どれくらいの株数が強制決済の対象となりますか?

TWSのアカウント・ウィンドウで、このページの計算に利用される価格の大部分を、リアルタイムでモニタリングすることができます。


1. 取引時の証拠金計算方法

新規ポジションが建てられた際には、以下の証拠金が適用されます。

新規でポジションが建てられる場合には、最低2,000米国ドル(もしくは別通貨で2,000米ドル相当額)の貸付価格の有価証券資産か、2,000米国ドルの流動性資産価値のコモディティを所有していることが必要となります。この条件を満たさない場合、マージン口座で新規でポジションを建てることはできません。

注文を発注した際にリアルタイムで取引可能余力をチェックします。注文受付後の取引可能余力が、0以上の場合注文は受け付けられますが、もし取引可能余力がネガティブの場合注文は拒否されます。

有価証券の取引時委託証拠金比率の計算方法は以下の図表の通りです。これらの計算方法に使用されている委託証拠金は取引可能商品ごとに分けられたタグが上にある弊社の委託証拠金です。

有価証券の取引時委託証拠金比率の計算方法

取引可能余力 > 0
(取引可能余力 = 有価証券資産の貸付金額を含む資産価値(ELV1) - 委託証拠金)


注文リクエストが発注される
口座に最低
2000米ドル、または有価証券資産の貸付金額を含む資産価値(ELV1)が別通貨で2,000米ドルに相当する場合
続ける...
そうでない場合には
注文が却下される
取引可能余力のチェック:
取引可能余力 = [貸付金額を含む資産価値(ELV1)- 委託証拠金]
取引可能余力 >= 0の場合
注文が発注される
そうでない場合には
注文が却下される
1貸付資産を含む資産価値(ELV) = [現金合計 + 株式価値 + 債券価値 + ファンド価値 + ヨーロッパ&アジアのオプション価値]

新規ポジションを建てる際、IBではレバレッジの上限もチェックします。このレバレッジ制限は、証拠金を担保に保有されている大きなポジションに関わるリスクを制限する目的で弊社で設定された証拠金です。IBでは合計ポジション価格が流動性資産価値から先物・オプション価格の30倍以下であるよう確認をしています。

例: 取引時ポジション・レバレッジ・チェック
有価証券口座内のポジション合計価値≦30×(流動性資産価値NAV-先物・オプション価値)

上記の公式を満たしている場合、新規ポジションのレバレッジ上限を超えていないことがチェックされます。レバレッジ上限を超えてポジションが建てられた場合(即ち上記の公式を満たさない場合)注文は受け付けられません。


注文リクエストが発注される
新規ポジション・レバレッジ上限をチェックする
有価証券口座内のポジション合計価値1 <=
30 *(流動性資産価値2 - 先物オプション価値3)の場合
注文が発注される
そうでない場合には
注文が却下される
1有価証券口座グロス・ポジション価値 = [ロング株価 + ショート株価 + ロングオプション価値 + ショートオプション価値 + ファンド価値]
2流動性資産価値 = [有価証券:(現金合計 + 株式価値 + 有価証券オプション価値 + 債券価値 + ファンド価値) + コモディティ:(現金合計(先物の損益を含める) + コモディティのオプション価値)]
3先物オプション価値 = (取引所に設定されるよう)

2. リアルタイムの証拠金計算方法

取引可能な全時間帯を通し以下の計算を使用して、お客様の口座の証拠金をリアルタイムで管理しております:

IBのリアルタイム維持証拠金の計算は以下の図表の通りとなります。これらの計算で使用されている維持証拠金はIB設定の証拠金となり、それぞれの商品ごと に証拠金ページに詳しく記載されています。以下の計算における証拠金余力(Excess Liquidity)は維持証拠金の資産を示します。

有価証券口座のリアルタイム維持証拠金計算

証拠金余力 >= 0
(証拠金余力= 有価証券資産貸付価格 - 必要維持証拠金
)

証拠金余力を確認
証拠金余力1 >= 0の場合
維持証拠金率が達成される
そうでない場合には
リアルタイムでポジションの強制決済
1証拠金余力 = [現金合計 + 株式価値 + 債券価値 + ファンド価値 + ヨーロッパ&アジアのオプション価値]- (必要維持証拠金)

グロス・ポジションの価格が流動性資産価値から先物・オプション価格を引いた数値の50倍を超えていないことを確認するリアルタイムのポジション全体のレバレッジ・チェックがあります。このレバレッジ制限は、証拠金を担保に保有されている大きなポジションに関わるリスクを制限する目的で弊社で設定された証拠金です。計算式は以下のとおりです。

リアルタイム・グロス・ポジション、レバレッジ・チェック

有価証券口座グロス・ポジション価値 <= 50 × (流動性資産価値(NAV) - 先物・オプション価格)

グロス・ポジション価値が50倍を超える場合、グロス・ポジションのレバレッジを削減するために決済が行われることがあります。

新規ポジション・レバレッジ上限をチェックする
有価証券口座内のポジション合計価値1 <=
50 * (流動性資産価値2 - 先物オプション価値3)の場合
口座のグロス・ポジション・レバレッジ に問題がない
そうでない場合には
レバレッジを減らすために口座の強制決済
1有価証券口座グロス・ポジション価値 = [ロング株価 + ショート株価 + ロングオプション価値 + ショートオプション価値 + ファンド価値]
2流動性資産価値 = [有価証券:(現金合計 + 株式価値 + 有価証券オプション価値 + 債券価値 + ファンド価値) + コモディティ:(現金合計(先物の損益を含める) + コモディティのオプション価値)]
3先物オプション価値 = (取引所に設定されるよう)

FX決済総額が流動性資産価値(NAV)の250倍を超えていないことを確認する、追加の現金のレバレッジ・チェックが実施されます。

リアルタイム・キャッシュ・レバレッジ・チェック

未決済FX取引の決済価格の合計 <= 250 × 流動性資産価値(NAV)

計算結果が上限を超過した場合、強制決済が発生することがあります。

キャッシュ・レバレッジ上限のチェック
未決済FX取引の決済価格の合計 <=
250 * (流動性資産価値1
口座のキャッシュ・レバレッジに問題がない
そうでない場合には
レバレッジを減らすために口座の強制決済
1流動性資産価値 = [有価証券:(現金合計 + 株式価値 + 有価証券オプション価値 + 債券価値 + ファンド価値) + コモディティ:(現金合計( 先物の損益を含める) + コモディティのオプション価値)]

発行済み株式 (SHO) に対して集中したポジションを保有している口座には、その株式の証拠金力の引き下げを行っています。有価証券口座において、このアルゴリズムはSHOの1%以上の株式ポジションの必要証拠金を、初期比率から100%へ段階的に引き上げをます(株式ポジションに対しての借入能力は0に引き下がっていきます)。保有比率が5%で、ポジションの証拠金比率は100%となります。

発行サイズに対して大きな債券ポジションは証拠金率引き上げの対象となることがあります。債券の証拠金力査定は定期的に実施され、繰り上げ償還などの債券の流動性に影響がある要素が考慮されます。流動性の低い債券は証拠金信用力も低くなります。

口座内の残高が必要証拠金の金額を下回った場合、強制決済が行われます。お客様には強制決済前のリスク管理をしていただけるよう、取引中はソフト・エッジ・マージン(SEM)で計算をしています。取引開始時から取引終了の15分前までSEMにより、口座の流動性資産価値の特定の比率(現在10%)まで証拠金不足が認められています。SEMが終了した時には証拠金を必要維持額まで戻さなければなりません。SEMが適用されない場合は100%維持証拠金を満たさなければなりません。

ソフトエッジ・マージンの適用開始時間は以下のうち、一番遅いものとなります:

  • 立会開始時、複数の取引所に上場している場合は最後の立会開始時間
  • 取引通貨、資産カテゴリー、取引所、商品を基にした、決済開始時間

ソフトエッジ・マージンの適用終了は以下のうち、時間的に1番早いものとなります:

  • 立会時間終了時、複数の取引所に上場している場合は最初の立会時間終了時
  • 決済時間終了の15分前
  • Reg T施行開始時

口座の残高が必要最低証拠金を下回ってもSEMを下回るまで自動強制決済は行われません。これにより、お客様の口座は短期間の間であれば証拠金比率を下回ることができます。SEMはトレーダー・ワークステーション上では確認することができません。口座の残高がSEMを下回った場合は、維持証拠金を満たさなければなりません。

弊社は状況に合わせてSEMを制限する権利を持ち、ボラティリティが高い場合はSEMを終了することができることを予めご了承ください。

3. SMAと取引終了後の計算方法

弊社ではマージン証券口座に伴う、Special Memorandum Account(SMA)のバランスチェックをリアルタイムで実施しています。取引時にはSMAのネットポジションを計算し、取引終了後はRegulation T委託証拠金比率を施行します。SMAバランスがネガティブになる出金は認められていません。

上の説明の通り、当社では取引時間中は常にSMAの計算を実施していますが、取引時間終了時にはRegulation T委託証拠金比率(通常株式には50%、信用力の無い有価証券には100%)を施行します。取引日にポジションの変更があった場合、弊社がSMAバランスのチェックを米国取引時間終了時(東部標準時間15:50-17:20)に実施しSMAバランスが0以上であることを確認します。

SMAバランスの査定には下の計算方法を適用しており、信用買いの可能な有価証券にはRegulation T証拠金比率を適用しています。この計算方法は取引時間中に実施されるSMA計算方法と同じです。最初の計算では「当日の取引委託証拠金」が米国Regulation T委託証拠金比率を基に、売り注文に足され、買い注文には引かれます。

Special Memorandum Account(SMA)はいずれかの多いほうです:
SMA =
[前日SMAバランス +/- その日のキャッシュバランスの変化 +/- 本日の委託証拠金]
または
[貸付金額を含む資産価値 - Reg Tマージン]
取引時間終了時のSMA残高がマイナスの場合、
口座は強制決済の対象となります。

SMAは以下のルールに基づいて計算されます:

  • 現金の入金はSMAに足されます。
  • 現金出金はSMAから引かれます。
  • 受け取り配当金のはSMAに足されます。
  • 取引は銘柄ごとに毎日足し引きされます。
    • 実現損益(デイトレーディング損益)はSMAに足し引きされます。
    • 手数料と税金はSMAから引かれます。
    • 全ての取引(コントラクト毎)は取引時間終了時にポートフォリオに計上され、ポートフォリオのReg Tマージンが増加すると、増加額はSMA貸方に計上され、ポートフォリオのReg Tマージンが減少すると、減少額はSMA借方に計上されます。必要な場合は、原資産の現在価格がこの計算方法に使用されます。
    • オプション売却利益はSMAの加えられます。
    • 購入したオプションのプレミアムはSMAから引かれます。

      取引によるSMAバランスの変化はReg T資産の変化からReg Tマージンの変化を引いたものです。
  • ユニバーサル口座移管は出入金と同じ扱いを受けます。
  • 市場価格上昇:取引時間終了時にマージン口座のReg T超過資産がSMAバランスより多い場合、SMAバランスはReg T資産超過分になります。SMAバランスは市場動向によって減額されることはありません。Reg Tの超過分 = 0 もしくは(Reg T資産 – Reg T 証拠金)のどちらか大きい方。
  • 為替取引はSMAバランスに影響しません。
  • 注文キャンセル料や市場データ料などの料金はSMAに影響しません。
  • クリアリング機関からレポートを受け取った際、弊社では権利行使と割り当て(Exercises & Assignments: EA)をクレジットマネージャーにレポートしています。その日の取引と同じ用に扱われます。例 えば、満期日で、私たちはその週末にEA通知を受け取ります。これらの取引は、クリアリング・システムでは金曜日の取引日として行われますが、クレ ジット・マネージャーによるSMA算出目的では、月曜日の取引として扱われます。権利行使リクエストはSMAに影響しません。DVP取引(deliver versus payment)は通常の取引と同じように扱われます。

4. オーバーナイトの証拠金計算方法

オーバーナイトで持ち越しされた株式には追加証拠金が発生します。オーバーナイトで持ち越しされた株式の必要証拠金はこちらをクリックしてご確認ください。

5. どのようにロスカット開始前の直近価格を算定しますか?


ポジションのロスカット決済を実施する前に以下の計算方法を用いて株式の終値を算出しています。この計算方法は一つの株式ポジションにのみ適用されます。

(借入られた現金/株式数)/(1-証拠金率)= 強制決済前の直近価格

6. どれくらいの株数が強制決済の対象となりますか?


証拠金計算ページに記載されるよう、弊社ではリアルタイムでマージン口座の資金余力(証拠金超過分)を計算しています。証拠金余力が0以下の場合、余力バランスが0以上になるように口座内のポジションが強制決済されます。

以下の計算方法をご利用いただき、証拠金余力を0以上にするため弊社がマージン口座の株式をどれくらいロスカット決済するかを測定することができます。この計算方法は株式にのみ適用されます。

決済額 = (証拠金余力の不足 * 4)


有価証券の証拠金例

以下の表は、有価証券を含む取引事項の一般的な流れの例
およびマージン口座に対する関連性を現すものです。[5]


キャッシュ $10,000.00 初期の入金
有価証券の市場価値 $0.00 保有ポジションなし
貸付資産を含む資産価値(ELV1 $10,000.00
委託証拠金 $0.00 IM = 25% × 株式価値
維持証拠金 (MM) $0.00 MM = 25% × 株式価値
取引可能余力 $10,000.00 ELV - IM
証拠金余力 $10,000.00 ELV - MM

Reg Tマージン $0.00 Reg Tマージン = 50%× 株式価値
SMA2 $10,000.00 SMA >= 0
SMAの条件を満たしていれば強制決済は起きません。
キャッシュ ($10,000.00)
有価証券の市場価値 $20,000.00
貸付資産を含む資産価値(ELV1 $10,000.00
委託証拠金 $5,000.00 IM = 25% × 株式価値
維持証拠金 (MM) $5,000.00 MM = 25% × 株式価値
取引可能余力 $5,000.00 ELV-IM
取引可能余力 >=取引時点で0のため、取引が発注されました。
証拠金余力 $5,000.00 ELV - MM

Reg Tマージン $10,000.00 Reg Tマージン = 50%× 株式価値
SMA2 $0.00 SMA = いずれかの値の大きい方:
($10,000.00 – $0.00 – $10,000.00)または
($10,000.00 – $10,000.00)
SMA >= 0
SMAの条件を満たしていれば強制決済は起きません。
キャッシュ ($10,000.00)
有価証券の市場価値 $22,500.00
貸付資産を含む資産価値(ELV1 $12,500.00
委託証拠金 $5,625.00 IM = 25% × 株式価値
維持証拠金 (MM) $5,625.00 MM = 25% × 株式価値
取引可能余力 $6,875.00 ELVIM
証拠金余力 $6,875.00 ELV - MM
証拠金余力>= 0、ロスカット決済なし。
キャッシュ ($10,000.00)
有価証券の市場価値 $17,500.00
貸付資産を含む資産価値(ELV1 $7,500.00
委託証拠金 $4,375.00 IM = 25% × 株式価値
維持証拠金 (MM) $4,375.00 MM = 25% × 株式価値
取引可能余力 $3,125.00 ELVIM
証拠金余力 $3,125.00 ELV - MM

Reg Tマージン $8,750.00 Reg Tマージン = 50%× 株式価値
SMA2 $0.00 SMA = いずれかの値の大きい方:
($0.00 +/– $0.00 + $0.00)
または
($7,500.00 – $8,750.00)
SMA >= 0
SMAの条件を満たしていれば強制決済は起きません。
キャッシュ $12,500.00
有価証券の市場価値 $0.00 保有ポジションなし
貸付資産を含む資産価値(ELV1 $12,500.00
委託証拠金 $0.00 IM = 25% × 株式価値
維持証拠金 (MM) $0.00 MM = 25% × 株式価値
取引可能余力 $12,500.00 ELV-IM
証拠金余力 $12,500.00 ELV - MM

Reg Tマージン $0.00 Reg Tマージン = 50%× 株式価値
SMA2 $12,500.00 SMA = いずれかの値の大きい方:
($0.00 +/– $0.00 + $11,250.00) または
($12,500.00 – $0.00)
SMA >= 0
SMAの条件を満たしていれば強制決済は起きません。
キャッシュ $12,500.00
有価証券の市場価値 $0.00
貸付資産を含む資産価値(ELV1 $12,500.00
委託証拠金 $12,625.00 IM = 25% × 株式価値
維持証拠金 (MM) $12,625.00 MM = 25% × 株式価値
取引可能余力 ($125.00) ELV-IM
取引可能余力 <=0

よって取引却下。
証拠金余力 ($125.00) ELV - MM
キャッシュ ($17,500.00)
有価証券の市場価値 $30,000.00
貸付資産を含む資産価値(ELV1 $12,500.00
委託証拠金 $7,500.00 IM = 25% × 株式価値
維持証拠金 (MM) $7,500.00 MM = 25% × 株式価値
取引可能余力 $5,000.00 ELVIM
証拠金余力 $5,000.00 ELV - MM

Reg Tマージン $15,000.00 Reg Tマージン = 50%× 株式価値
SMA2 -$2,500.00 SMA = いずれかの値の大きい方:
($12,500 +/– $0.00 – $15,000.00) または
($12,500.00 – $15,000.00)
SMA = ($2,500.00) 0以下
強制決済が発生します。
キャッシュ ($17,500.00)
有価証券の市場価値 $22,500.00
貸付資産を含む資産価値(ELV1 $5,000.00
委託証拠金 $5,625.00 IM = 25% × 株式価値
維持証拠金 (MM) $5,625.00 MM = 25% × 株式価値
取引可能余力 ($625.00) ELVIM
証拠金余力 ($625.00) ELV - MM
証拠金余力 < 0

ロスカット決済の発生。


コモディティ取引の証拠金計算方法

ユニバーサル口座は二つの口座カテゴリーに分かれています:証券口座とコモディティ口座(先物、個別株先物、先物オプション)です。コモディティ取引の証拠金比率は各取引所により、常時リスクベースで設定されています。


コモディティ取引の証拠金計算方法は以下の通りに分類されます。
  1. 取引時
  2. 取引日終日のリアルタイム
  3. リアルタイム強制決済
  4. 50%証拠金ベネフィット

計算に使用される価格・数値でこのページに詳細のあるものは、ほぼすべてTWSのアカウント画面にてリアルタイムでモニタリングすることができます。


1. 取引時の証拠金計算方法


新規ポジションが建てられた際には、以下の証拠金が適用されます。

  • 最低維持証拠金率
  • 取引時の委託証拠金比率の計算方法

新規ポジションを建てるには最低$2,000相当額の流動性資産価値が求められます。

コモディティ口座では基本通貨以外の通貨でもこの必要金額を満たすことができます。この委託証拠金が口座内に無い状態で取引をされた場合、当社にて証券口座から自動的に資金移動を行います。

必要資金$2,000もしくは流動性資産価値(NAV)が同等のコモディティを保有してない場合、もしくは別通貨の資産が基本必要資金を満たしてない場合、もしくは証券口座に基本必要資金がない場合はコモディティ口座で新規のポジションを建てることができなくなります。

注文を発注した際にリアルタイムで取引可能余力をチェックします。注文受付後の取引可能余力が、0以上の場合注文は受け付けられますが、もし取引可能余力がネガティブの場合注文は拒否されます。

コモディティ取引の取引時の委託証拠金比率計算方法は以下の図表の通りです。この計算で使われる委託証拠金率は各取引所によって設定されており、先物・先物オプション証拠金ページで閲覧可能です。

コモディティの取引時の委託証拠金率の計算方法

取引可能余力 > 0
(取引可能余力 = コモディティの流動性資産価値2 - 委託証拠金3)


注文リクエストが発注される
口座に最低
2000米ドル、または有価証券資産の貸付金額を含む資産価値(ELV1)が別通貨で2,000米ドルに相当する場合
続ける...
そうでない場合には
注文が却下される
取引可能余力のチェック:
取引可能余力 = [コモディティの流動性資産価値(NLV2) - 委託証拠金3]
取引可能余力 >= 0の場合
注文が発注される
そうでない場合には
注文が却下される
1貸付資産を含む資産価値(ELV) = [現金合計 + 株式価値 + 債券価値 + ファンド価値 + ヨーロッパ&アジアのオプション価値]
2コモディティ流動性資産価値(NLV) = [以下を含める現金合計: (先物損益) + コモディティ・オプション価値]
3委託証拠金 取引所による設定

2. リアルタイムの証拠金計算方法


取引可能な全時間帯を通し以下の計算を使用して、お客様の口座の証拠金をリアルタイムで管理しております:

  • リアルタイム維持証拠金の計算
  • ソフト・エッジ・マージン

IBのリアルタイム維持証拠金の計算は以下の図表の通りとなります。この計算で使われる維持証拠金比率は各取引所によって設定されており先物・先物オプション拠金ページで閲覧可能です。以下の計算における証拠金余力(Excess Liquidity)は維持証拠金の資産を示します。

コモディティ口座のリアルタイム維持証拠金計算

証拠金余力 >= 0
(証拠金余力1 = コモディティ口座の流動性資産価値2 - 維持証拠金必要額3


証拠金余力を確認
証拠金余力1 >= 0の場合
維持証拠金率が達成される
そうでない場合には
リアルタイムでポジションの強制決済
1証拠金余力 = [コモディティ口座の流動性資産価値 - 維持証拠金必要額]
2コモディティ流動性資産価値 = [以下を含める現金合計:(先物損益) + コモディティ・オプション価値]
3維持証拠金率取引所による設定

さらに、取引日もしくは決済日に流動性資産価値がネガティブの口座は強制決済の対象となります。先物取引は毎晩決済され、先物オプションは通常プレミアムスタイルベースで扱われるため、オプションは売却もしくは満期になるまで決済されません。そのため、先物と先物オプションのコンビネーションによっては、ポジションのキャッシュフローにずれが生じ、流動性資産価値がポジティブにもかかわらずキャッシュバランスがネガティブになることがあります。さらに、いくつかのオプションはクリアリング機関(例:HKFE HSI Options)によって毎晩、現金決済されることがありますが、当社ではこれらのオプションをプレミアムスタイルで証拠金として預託することがあります。

口座内の残高が必要証拠金の金額を下回った場合、強制決済が行われます。お客様には強制決済前のリスク管理をしていただけるよう、取引中はソフト・エッジ・マージン(SEM)で計算をしています。取引開始時から取引終了の15分前までSEMにより、口座の流動性資産価値の特定の比率(現在10%)まで証拠金不足が認められています。SEMが終了した時には証拠金を必要維持額まで戻さなければなりません。SEMが適用されない場合は100%維持証拠金を満たさなければなりません。

ソフトエッジ・マージンの適用開始時間は以下のうち、一番遅いものとなります:

  • 立会開始時、複数の取引所に上場している場合は最後の立会開始時間
  • 取引通貨、資産カテゴリー、取引所、商品を基にした、決済開始時間

ソフトエッジ・マージンの適用終了は以下のうち、時間的に1番早いものとなります:

  • 立会時間終了時、複数の取引所に上場している場合は最初の立会時間終了時
  • ザラ場時間終了の15分前

口座の残高が必要最低証拠金を下回ってもSEMを下回るまで自動強制決済は行われません。これにより、お客様の口座は短期間の間であれば証拠金比率を下回ることができます。SEMはトレーダー・ワークステーション上では確認することができません。口座の残高がSEMを下回った場合は、維持証拠金を満たさなければなりません。

弊社は状況に合わせてSEMを制限する権利を持ち、ボラティリティが高い場合はSEMを終了することができることを予めご了承ください。

3. リアルタイム強制決済


コモディティ口座の維持証拠金が不足した場合、リアルタイムのロスカット決済が実施されます。強制決済が起こる前に、以下の処理がなされます。

  • 証券口座にある証拠金超過分のキャッシュバランスが証拠金比率維持のためにコモディティ口座に振り替えられます。
  • 証拠金を維持していただくために、ポップアップウィンドウのメッセージと口座情報が赤く表示され証拠金不足が発生していることを通知します。TWSのアカウント・ウィンドウでは深刻な証拠金不足の項目はハイライトされます。

現物決済が行われる先物等のポジションは満期日の前に決済されます。現物決済銘柄とは原資産コモディティ(例:オイル先物、ガス先物)の現物の受け渡しが伴う取引銘柄のことです。決済は通常ロングポジションでは初回通知日 (First Notice Day)の3日前に、ショートポジションでは最終取引日の3日前に始まります。各銘柄毎に決済スケジュールが定められています。

4. 50%証拠金ベネフィット


先物銘柄の中には取引時間中、証拠金比率が通常の証拠金比率の50%に割引となるものがございます。取引時間終了の15分前に証拠金比率は通常の証拠金比率100%に戻り、翌日の取引時間開始まで100%が適用されます。スプレッド取引には常に100%の証拠金比率が適用されます。

50%証拠金ベネフィットが適用される銘柄のリストは、先物・先物オプションページの先物- 取引時間中の証拠金率をご覧ください。


コモディティ取引証拠金例

以下の内容は、コモディティを取引する際の一般的な例となります。IBのユニバーサルアカウントは、有価証券口座とコモディティー口座の間で自動的に資金移動される仕組みになっていますが、以下の例を簡潔にするために、現金がコモディティー口座に残っていると仮定します。


1. $5,000.00の入金 + $5,000.00 $5,000.00
2 ES先物の購入 $5,000.00 $2,813.00 $5,000.00
$850.00 * 50 (乗数), ES委託証拠金 = $2,813.00
3. 取引時間終了時: ESの価格$860.00まで上昇 $5,500.00 $2813.00 $5,500.00
利益は $10.00 * 50 = $500.00
流動性資産価値 > $2,813.00 強制決済なし
4. 翌日: ES価格、$810.00まで下落 $3,000.00 $4,500.00 $3,000.00
損失 $50.00 * 50 = $2,500.00
流動性資産価値 < $4,500.00 オーバーナイト維持証拠金 ロスカット決済発生


必要証拠金


必要証拠金に関する詳細は、以下のボタンをクリックしてご覧ください:

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ディスクロージャー
  1. 強制決済においても通常の手数料にて承ります。強制決済はアドバイザー・クライアントのアドバイザー手数料の対象となりません。
  2. 米国証拠金規定に従って、取引時間終了時に計算されています。
  3. 米国Regulation Tルールに則って委託証拠金の計算がされます。コントラクト検索 機能でこれらの必要条件をシンボルを使って検索をすることができます。
  4. その日のキャッシュバランスの変化にはオプション取引とデイトレーディングによるキャッシュバランスの変化も含まれます。その他の取引によるキャッシュバランスの変化は含まれません
  5. 取引時間中に証拠金比率が通常の証拠金比率の50%が適用される先物銘柄は含まれません。詳しくは50%証拠金ベネフィットをご覧ください。
  6. Reg T取引時間終了時の委託証拠金計算方法をご確認ください。
  7. この例は委託証拠金と維持証拠金率25パーセントを用いています。こういった割合は例としての証拠金率であり、必ずしも当社の現在の証拠金率を反映するものではありません。

  • 新規注文のクレジットチェックは既存のポジションの委託証拠金を考慮して行われまます。例えば、口座に既存ポジションを35%の証拠金率で保有していても、新規注文受付のクレジット・チェックにおいては委託必要証拠金で定める金額が必要となります。
  • 日本におけるマージン口座は弊社が取引時間終了時に実施している、米国Reg T証拠金比率の対象ではありません。
  • 弊社のシステムはお客様の保有される株式で、清算時に口座の最低証拠金比率を上回る資金額になるものを清算するようにデザインされています。
  • お客様の継続的な資産保護のため、ブローカーは金融マーケットで前例のないボラティリティが発生した場合、証拠金の方針を調整することがあります。方針の調整によってお客様のポートフォリオのレバレッジの削減を実行し、お客様の口座が適正に保護することができます。
  • 弊社では慎重かつ現実的で前進的なリスク・マネジメント・アプローチを行っています。より多くのお客様に通知が行き届くよう、システム・ステータスページにてアナウンスさせていただきます。証拠金方針変更についてのアラートをこのウェブページでモニタリングすることを強くお勧めいたします。
  • 新規注文のクレジットチェックは既存のポジションの委託証拠金を考慮して行われまます。例えば、口座に既存ポジションを35%の証拠金率で保有していても、新規注文受付のクレジット・チェックにおいては委託必要証拠金で定める金額が必要となります。
  • IB口座の資金や証拠金比率の算定に使われる市場価格は取引所やその他のマーケットデータベンダーで評価されている価格と違うことがあり、当社の商品価格査定を表したものです。IBでは独自のインデックス、ETF、デリバティブ価格を算定することがあり、有価証券、先物商品、もしくはその他の投資商品を、ビッド・オッファー価格、終値、中間値、およびその他の評価方法を基に評価することがあります。IBの評価方法は全体として市場よりも慎重なものとなっております。
  • インタラクティブ・ブローカーズ・オーストラリアは、現在「SMSF」(Self- managed Superannuation Fund account holders)以外のすべてのお客様に証拠金貸付をご提供しています。詳細はこちらからご確認ください。リテールとして分類されるインタラクティブ・ブローカーズ・オーストラリアのお客様へは、AUD$25,000(IBKRオーストラリアの裁量により変更されることがあります)を限度額として証拠金貸付を行っております。限度額に達した時点で証拠金額の増えるポジションを新規に建てることはできなくなります。取引のクロージングや証拠金額の下がる取引は可能です。
  • IBKR house margin requirements may be greater than rule-based margin.