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Relative/Pegged-to-Primary注文

Relative(またはPegged-to-Primary)注文は、最良気配(NBBO)よりもアグレッシブな価格を求めるトレーダー向けの手段です。リクイディティ・プロバイダーとして現行の最良ビッド・オファーよりもアグレッシブなビッド・オファーを発注することにより、注文約定の確立を上げることができます。アグレッシブであり続けるため、マーケットの変動に応じて自動的にクオートが調整されます。スマートルーティングされる買い注文の場合、ビッドはよりアグレッシブなオフセット額に沿って最良ビッドに固定され、最良ビッドの上昇に伴いお客様のビッドも上がります。最良ビッドが下がる場合、ビッドに調整はありません。スマートルーティングされる売り注文の場合、オファーはよりアグレッシブなオフセット額に沿って最良オファーに固定され、最良オファーの低下に伴いお客様のオファーも下がります。最良ビッドが上がる場合、ビッドに調整はありません。

オフセット額に追加で絶対価格の制限を設定することができます。これは指値価格のように機能して特定のレベル以上または以下での注文約定を防ぎます。

オフセット額が「0」の注文は最良ビッド/アスク値が指値の指値注文として発注され、インサイドクオートと一致するためマーケットに連動して上下します。オフセット額を入れずに注文を発注する場合には、TWSに「0」か「0.0」を入力してください。

オフセット率の付いたRelative注文は、オフセット率と一致する注文価格を計算するための指示と見なされますが、ティックの刻み幅も反映する必要があります。このため弊社では適格なティックの刻み幅を考慮して注文価格を計算します(例:$1.00以上で取引される米国株式取引)。買い注文の場合には刻み幅の許容範囲内で一番近い値に切り捨て、売り注文の場合には切り上げます。

注意点:

右上の表はこの注文タイプの特性に関する概要となります。チェックの入った機能はいくつかのコンビネーションに適用しますが、すべてのチェック入りの機能と組み合わせて使用できるわけではありません。例:オプション、株式、米国、米国外、スマートおよびダイレクトのすべてにチェックが入っている場合、すべての米国、米国外のスマート、ダイレクト注文がこの注文タイプで発注できるわけではありません。この場合、スマートルーティング米国株式、ダイレクトルーティング米国外株式、スマートルーティング米国オプションが取引可能となります。


取引可能商品 利用可能銘柄 ルーティング TWS
株式 米国商品 スマート アトリビューション
オプション 米国外商品 ダイレクト* 注文タイプ
先物 IBKRATS 注文有効期限

*Orders that are directed to IBKRATS will float both ways with the market, resulting in improvement or disimprovement.

* Islandに発注されるプラスのオフセット付き注文はマーケットに連動して上下します。

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モザイクでのRelative/Pegged-to-Primary注文のショートビデオ



その他のショートビデオはIBショートビデオ、コース&ツアーをご覧ください

モザイク例

ここでは最良気配が$165.60/88のIBMティッカーを追加で1,000株購入するRelative注文タイプの例を取り上げます。$165.71以上での購入は希望していませんが、 マーケットに表示される最良価格より3セント、アグレッシブにしたいと仮定します。ティッカーシンボルを入力すると発注先はスマートに設定されます。BUYボタンをクリックして数量欄に1,000株を入力し、注文タイプのドロップダウンメニューよりRELを選択してRelative注文を作成します。ご希望の指値価格を入力します。

ここでは最良気配の中間値である$165.71を入力しています。注文をどれだけアグレッシブにさせるかがはっきりしている場合にはオフセット額の欄に値を入力します。この欄に3セントを値として入力することにより、ビッドを最良ビッドの3セント上に固定しています。マーケットの上昇に伴い、ビッドもマーケット以上にアグレッシブであり続けるために上昇しますが、最大指値価格の$165.71以上にはなりません。マーケットが低下に向かう場合、ビッドは固定され続ける変わりに約定するまでアグレッシブであり続けます。入力が完了したら送信ボタンを押して注文を送信します。

仮定
BUY
数量 1,000
注文タイプ REL
市場価格 (最良気配) 範囲 $165.60-165.88
指値価格(価格制限) 165.71
オフセット(Relative)額 0.03
モザイクでのRelative注文
買いのRelative/Pegged-to-Primary注文

注文タイプの詳細 - 買いのRelative/Pegged-to-Primary注文

ステップ 1 – 買いのRelative/Pegged-to-Primary注文の入力

Relative注文(またはPegged-to-Primary)を利用すると、指値価格の欄に入力されている値が価格制限になり、買い注文価格は最良ビッドにオフセット額(Relative額)を加算して算出され(表示はされません)、売り注文は最良オファーからオフセット額を引いて算出されます。XYZ株、100株の購入を決め、現行の最良ビッド・オファーよりもアグレッシブなビッド・オファーを発注することにより、注文約定の確立を上げたいと仮定します。

XYZ株の現在の最良気配は$24.01-$24.06です。100株の買い注文を作成した上で注文タイプにRELを選択します。この注文の価格制限である指値価格を$24.07で入力します。これが許容範囲内での限度額です。 0.02のオフセット額を入力し注文を送信します。

仮定
BUY
数量 100
注文タイプ REL
市場価格 (最良気配) 範囲 $24.01 - 24.06
指値価格(価格制限) 24.07
オフセット(Relative)額 0.02

ステップ 2 – 注文の発注

このRelative/Pegged-to-Primary注文は、$24.01の最良ビッドよりアグレッシブかつリクイディティ受益者として支払義務のある$24.06より良い価格の$24.03のビッド価格($24.01の最良ビッド + 0.02のオフセット額)でまず発注されます。

仮定
BUY
数量 100
注文タイプ REL
市場価格 (最良気配) 範囲 $24.01 - 24.06
指値価格(価格制限) 24.07
オフセット(Relative)額 0.02
ビッド 24.03

ステップ 3 – 価格の上昇により注文が約定しない

市場価格が上昇しXYZ株の最良気配もまた$24.03-$24.08に上昇します。ビッドは$24.05に変動します。注文が約定しません。市場価格が$24.07-24.10まで上昇し続けた場合、ビッドは$24.07を上限として設定されます。

仮定
BUY
数量 100
注文タイプ REL
市場価格 (最良気配) 範囲 $24.03 - 24.08
指値価格(価格制限) 24.07
オフセット(Relative)額 0.02
ビッド 24.05

ステップ 4 – 価格の下落による注文の約定

市場価格が下落しXYZ株の最良気配もまた$23.98-24.03に下落します。ビッドは$24.05に留まりこの価格で約定します。

仮定
BUY
数量 100
注文タイプ REL
市場価格 (最良気配) 範囲 $23.98 - 24.03
指値価格(価格制限) 24.07
オフセット(Relative)額 0.02
ビッド 24.05