指値注文
指値注文とは、指定した値段かそれよりも有利な値段で売買する注文方法です。指値注文は、注文が成立した場合、指値価格よりも不利な価格で約定はされませんが、約定を保証するものではありません。
ご留意事項：
右上の表は、この注文タイプの特徴の概要となります。チェックされた項目は、何らかの組み合わせで適用されますが、他のすべてのチェックされた項目と必ずしも連動するわけではありません。例えばオプションと株式、米国と米国外、スマートルーティングとダイレクトルーティングのすべてにチェックが入っている場合、米国と米国外のすべてのスマートルーティング又はダイレクトルーティングされる株式が、必ずしもこの注文タイプに対応しているということではありません。米国株の場合はスマートルーティング、米国以外の株の場合はダイレクトルーティング、米国オプションの場合はスマートルーティングのみでこの注文タイプが使用できる場合もあります。
| 取扱商品一覧 | 利用可能銘柄 | ルーティング | TWS | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 債券 |  |
米国商品 |  |
スマート | |
属性 | |
| CFD | |
米国外商品 | |
ダイレクト | |
注文タイプ | |
| EFP | |
有効期限 | |
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| Forex | |
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| 先物 | |
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| 先物オプション | |
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| オプション | |
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| 株式 | |
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| ワラント | |
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| 送信先の取引所がサポートしていない場合、すぐに取引が成立しないダイレクト・ルーティングで発注した指値注文は棄却されることがありますのでご注意ください。 | |||||||
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モザイクTWSの使用例 - 指値注文
注文エントリーパネルで取引したい銘柄のシンボルを入力します。この例では、銘柄XLFの400株のポジション全体を24.50ドル以上で売却する注文を入力したいとします。売りのボタンをクリックすると背景が赤くなりますが、買い注文は背景が青くなります。次に、売却する株式数量を指定しますが、直接数量を入力するか、またはポートフォリオ内のXLF株をすべて売却する場合は「ポジション」のボタンをクリックしてください。次は注文方法の選択ですが、ドロップダウンメニューからLMT注文タイプを選択し、指値欄に希望の指値価格を入力してください。一般的に売り注文の場合、投資家はNBBO（最良気配）より高い価格を指定し、買い注文の場合の指値価格はNBBOより低い価格を設定します。指値価格とは、売り注文の場合は売却したい下限価格を表し、買い注文の場合は買付したい上限価格を表します。
| 前提条件 | |
|---|---|
| アクション | SELL（売り） |
| 数量 | 400 |
| 注文タイプ | LTM（指値） |
| 市場価格 | 24.44 |
| 指値 | 24.50 |
次に、有効期限のメニューから注文の有効期間を選択してください。この例では、「DAY」を選択していますが、DAY注文とは当日のセッション内にて希望の指値価格で取引が成立する必要があり、成立しなかった場合はその日の終わりにキャンセルされます。最後に発注ボタンをクリックして、注文を市場に送信します。
買い注文の場合も発注方法の流れは同様ですが、まず「買い」のボタンをクリックし、NBBO（最良気配）より下の指値価格を入力してください。
クラシックTWSでの例 - 指値注文
注文タイプの詳細 - 買いの指値注文
ステップ1 - 買いの指値注文の入力
XYZの現在の売気配値は34.00であり、市場価格が33.50に下落したときに100株を購入するために指値注文を使用したいと思います。
上記のように指値注文を作成します。
| 前提条件 | |
|---|---|
| アクション | BUY（買い） |
| 数量 | 100 |
| 市場価格 | 34.00 |
| 注文タイプ | LTM（指値） |
| 指値 | 33.50 |
ステップ2 - 注文の発注後、市場価格が下落し始める
指値注文を発注した後すぐに、XYZ株の市場価格が下落し始めました。
| 前提条件 | |
|---|---|
| 市場価格 | 市場価格34.00から下落中 |
| 注文タイプ | LTM（指値） |
| 指値 | 33.50 |
ステップ3 - 市場価格が指値価格まで下落し、注文が成立する
XYZの市場価格は下がり続け、指値価格33.50に触れるまで下がり続けます。この時点で100株の注文が成立しました。
| 前提条件 | |
|---|---|
| 市場価格 | 33.50 |
| 注文タイプ | LTM（指値） |
| ストップ価格 | 33.50 |
注文タイプの詳細 - 売りの指値注文
ステップ 1 – 売りの指値注文の入力
XYZ株を200株、平均価格14.95ドル（取得価格）で保有しています。少なくとも50.00ドルの利益を得たいので、市場価格が15.20ドルに上昇した時に200株を売却するために指値注文を使用します。
上記のように指値注文を作成します。
| 前提条件 | |
|---|---|
| 平均価格 | 14.95 |
| アクション | SELL（売り） |
| 数量 | 200 |
| 市場価格 | 15.16 |
| 注文タイプ | LTM（指値） |
| 指値 | 15.20 |
ステップ2 - 市場価格が上昇し始める
指値注文を発注した後すぐに、XYZ株の市場価格が上昇し始めました。
| 前提条件 | |
|---|---|
| 平均価格 | 14.95 |
| アクション | SELL（売り） |
| 数量 | 200 |
| 市場価格 | 市場価格 15.16から上昇中 |
| 注文タイプ | LTM（指値） |
| 指値 | 15.20 |
ステップ3 - 市場価格が指値価格まで上昇し、注文が成立する
XYZの市場価格は、15.20ドルの指値価格に触れるまで上昇し続けます。この時点で200株の注文が成立し、50.00ドルの利益を得ることができました。
| 前提条件 | |
|---|---|
| 平均価格 | 14.95 |
| アクション | SELL（売り） |
| 数量 | 200 |
| 市場価格 | 15.20 |
| 注文タイプ | LTM（指値） |
| 指値 | 15.20 |
ご留意事項:
当社はブローカーとしての規制上の義務に従い、買い注文の上限価格または売り注文の下限価格を設定する場合があります。その結果、お客様の注文が遅延したり、約定しない場合があります。注文のプライスキャップに関する詳細は、ibkr.com/pricecapをご覧ください。